マイショート・ショート 懸賞小説
芥川賞を受賞しても有名人でなければ本は売れない。情報が渦巻くネット社会の時代、街から本屋が消え、アニメ全盛の時代に純文学の小説家を志す若者はどれぐらい残っているのだろうか。もちろん明治、大正、昭和の日本が一番忙しい季節においても、庶民のほとんどが純文学などに目も向けなかった。作家は、働かない、霞を食って生きている、酒、女にだらしない、それでも庶民は原稿用紙の前で人生を追求し苦悶するインテリに、なんとなく一目置いていた時代でもあった。しかし、現代では・・・
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