C&D松山 グループ活動成果発表会
「一人の一歩より、百人の一歩」これほど日本人の特質を言い当てた表現はない。勤勉で、規律を守り、集団行動を得意する日本人は労働集約的な集団作業をさせると、もっとも力を発揮する。しかし高度成長時代が終わり、その宿命として日本の工場はアジア各地に移っていった。町工場も熟練工も消えた。その空洞化を埋めるためにハイテクやIT化がしきりに奨励されたが、日本は30年間の低成長時代を迎えることになった。自国の力の源泉さえ分からず、それを簡単に手放した国に、もはや成長の伸びしろはないと言えよう。
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