油揚げと豆腐のみそ汁
味噌の売上が下がり、みそ汁を食べる家庭も減っているとのこと。それでも味噌、だし、実(具材)の3つの味が融合する「みそ汁」は、日本のソウルフードに違いない。料理人に「毎日作っているものこそ難しく奥が深い」と伺った。たしかに、みそ汁は鰹節、昆布、煮干しからの「だし汁」つくりに始まり、油揚げや豆腐、葉野菜などの実の下処理、そしてメインの合わせ味噌の選択など無限の組み合わせから成っている。奥が深いからこそ、みそ汁は江戸時代から日本の食卓で不動の定番の地位を得ているのだ。
NAMIDA Booksについて