「食養生のすすめ」
大学の学生食堂でソースやマヨネーズ、唐辛子の消費が極端に増えているという噂を聞いた。偏食が続くとミネラルの一つである亜鉛が不足し、味覚障害になってしまう可能性がある。その結果、若者の舌は、より刺激を求めてマヨネーズや唐辛子を多用してしまう。「舌は我々の健康を守る大切な門番」であるだけに事態は深刻だ。昔、どの家庭にも年寄りが伝授してくれた養生食というものがあった。病気を治すことよりも「病気になりにくい体質」になることが尊ばれた。医食同源が当たり前の時代があった。
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