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七谷虹棧橋句集 詩・短歌・俳句・川柳

七谷虹棧橋句集

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価格
330円(税込)

人生の断面を詠む

著 者
七谷 虹棧橋
発行所
川柳噴煙吟社
ページ
P1~P10 抜粋
出版年
1986年

川柳とは、浅く読めばそれはそれで笑えるし、行間をしっかりと読み直せば<人生の断面>を垣間見ることもできると云われている。七谷氏の川柳は油断ならない深みに満ちている。「雨で出て午後は日傘にして帰り」朝、雨降りだったので傘をして出かけたが、帰りは晴れたので日傘にして帰ったという川柳だが、人生に例えると、辛い時期を超えると喜びが待っているという解釈も出来る。さて、代表作の「見ておいた野の花がない帰り道」には、どのような意味が隠されているのだろうか。

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